注腸オゾン
- こんな方におすすめです
- 静脈路(血管)が確保できない方
- ご老人やお子様でオゾン療法を希望される方
注腸オゾンとは
10〜40μg/mlの高濃度の「オゾン/酸素混合ガス」100〜300mlくらいを患者の直腸内に注入します。
浣腸と同じような方法です。
液体ではなく気体を注入します。
オゾンガスを肛門から注入することで、血液クレンジング療法と同様の効果を引き出します。
効果は血液クレンジングと同じで、潰瘍性大腸炎などにも有効です。
G6PDスクリーニング検査のご案内
血液オゾンクレンジング滴は、適度の酸化ストレスを加えることによって、ご自身の抗酸化力を活性化する治療方法です。
G6PD(グルコース6リン酸脱水素酵素)という酵素が遺伝的に欠けている体質の場合、酸化ストレスに弱く、通常は適度の酸化ストレスとなるものでも溶血性貧血(赤血球がダメージを受けて壊れることによる貧血)を起こすことがあります。すでに発症している場合は重症な貧血や肝機能障害の既往歴で確認されます。この体質は大変まれであり、上記の点滴を行った場合でも何も問題が起こらないこともあります。酵素が欠ける遺伝的体質は伴性劣性遺伝という形で引き継がれるため、女性ではさらに心配の度合いが低くなります。
当クリニックでは、点滴治療の安全を期するため、はじめて血液オゾンクレンジングをご希望される方には、G6PD活性のスクリー二ング検査をお勧めしています。検査は少量(0.5mlほど)の血液を用いて行い、約30分で結果がわかります。
結果によっては点滴治療を見合わせることがあり、G6PD活性の精密検査をお勧めすることもあります。
注腸オゾンの流れ
当日は、なるべく排便をすませておいてください。
ガスを注入後は30分ほど、おならを我慢していただきます。
頻度
血液クレンジング療法とちがって、直接、血液に作用するわけではなく、効果が弱いので、週に2回行うことを推奨いたします。
施術時間
5分程度
費用
1回 | 4,000円 |
---|---|
G6PD検査(初回のみ) | 6,000円 |
注腸オゾンチケット(10回分) | 30,000円 |